「eMAXIS Slim オールカントリーってどんな商品?」
「eMAXIS Slim オールカントリーの評価は?」
「eMAXIS Slim オールカントリーはどこで買えるの?」
こんなお悩みを解決できる記事を用意しました。
そんなあなたの悩みを解決するために、eMAXIS Slim オールカントリーの評価について詳しく解説します。
eMAXIS Slim オールカントリーは、全世界株式市場に分散投資が可能な人気の金融商品!
この記事を読むことで、この商品がどれほど信頼できるのか、買い方や注意点を知ることができます。
投資歴5年でFP2級・AFP所有のみよしです。
実際に私もeMAXIS Slim オールカントリーを運用しています。
記事では、eMAXIS Slim オールカントリーの基本情報から実際の利回り、おすすめの証券会社まで幅広くカバーしています。
投資初心者にも分かりやすく解説しているため、読み終える頃には、この商品の魅力をしっかり理解できるでしょう。
eMAXIS Slimオールカントリーとは?
eMAXIS Slim オールカントリーは、正式名称で「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」といいます。
新興国を含む全世界の株式に一括で投資できる投資信託なんですね。
まずは基本情報から確認していきましょう。
- 三菱UFJアセットマネジメントが運用し、MSCIオールカントリー・ワールド・インデックスに連動
- 金融商品の指数を提供する企業として世界的に有名な米国のMSCI社が提供する株価指数
- 2024年2月現在、この指数は先進国24か国と新興国21か国の計2,921銘柄で構成
さらに、この指数は世界株投資のベンチマークとして広く信頼されており、世界中で活用されています。
この指数に連動するeMAXIS Slim オールカントリーの純資産価額は、以下の通りです。
2020年3月のコロナショック後、順調に右肩上がりで推移していることが分かりますね。
組入上位10銘柄を紹介
- マイクロソフト
- アップル
- エヌビディア
- アマゾン
- アルファベット (クラスA)
- メタ・プラットフォームズ
- アルファベット (クラスC)
- 台湾積体電路製造
- ブロードコム
- イーライリリー・アンド・カンパニー
組み入れ企業の上位には、アメリカの巨大IT企業が入っています。
時価総額が大きく、経営状態の良い優良企業が上位にきているので、比較的安心して買うことができるでしょう。
この商品の特徴は、これ1つで全世界の株式に国際分散投資できるインデックスファンドですよ。
組み入れ比率は、2024年4月30日時点で、マイクロソフト(3.9%)アップル(3.5%)エヌビディア(3.0%)アマゾン(2.3%)と続きます。
2024年3月末時点での国・地域別配分比率は米国が62.3%と他を圧倒していました。
利回り・リターン(年率)
パフォーマンス | 6ヵ月 | 1年 | 3年 | 5年 |
リターン(年率) | +45.91% | +39.48% | +18.72% | +20.03% |
(2024年5月24日 現在)
eMAXIS Slim オールカントリーは、過去の運用成績が安定しており、高い利回りを期待できます。
過去1年のリターンは、すばらしいパフォーマンスですが、中長期でも大きなプラスになっていますね。
パフォーマンスは将来の成果を約束するものではなく、あくまで参考程度に留めてください。
つまり、各地の紛争や世界的なインフレなど経済の先行きが見通せない状況で、今後も必ずしも同様の成長が見込めるとは限らないんです。
世界経済の成長を見越して長期で右肩上がりの資産に投資している前提ならば、一時的に下落しても安く買えるチャンスになります。
過去の運用成績から見ても高い利回りが期待できる投資信託なので、継続的な積立投資や資金に余裕がある場合は下落時に買い増したりすると良いでしょう。
- 20年間の平均利回りは約8.98%
- ここ数年の株価上昇が寄与しているとはいえ高い利回りとなっている
- ただ、年によってはマイナスになる場合がある
どんな人に向いているのか
長期的な資産形成を目指すことを前提として、投資を始めたばかりの初心者に特におすすめです。
なぜなら、eMAXIS Slim オールカントリーは信託報酬が低く、少額から運用が可能だからです。
個別株式では始めるにあたって数十万円単位の資金が必要となりますが、eMAXIS Slim オールカントリーは投資信託なので100円から投資することができますよ。
100円以上1円単位で購入可能で、初心者の方や若年層の方も安心して買えるかと思います。
S&P500との違いは投資対象
eMAXIS Slim オールカントリーと同じく人気の高いS&P500との違いも解説します。
S&P500とは、アメリカの経済や株式市場全体の動向を示す重要な指標の1つです。
eMAXIS Slim オールカントリーは、S&P500に比べて投資対象が広く、より分散効果が高いです。
多様な業界やセクターにわたる企業が含まれているのが特徴で、多くの投資ファンドや金融商品もS&P500のパフォーマンスに連動するように設計されています。
eMAXIS Slim オールカントリーは、より広範囲な地域に分散投資を行いたい投資家に適しています。
オールカントリーの評価と口コミ
eMAXIS Slim オールカントリーの評価と口コミを紹介します。
投信ブロガーが選ぶ 第1位
最初に「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」を紹介します。
証券会社も宣伝やうたい文句に惑わされない投信ブロガーの彼ら彼女たちによる、一般投資家の目線で選んだ投資信託の結果です。
「株式投資をしたいけどもどこに投資したらいいのか分からない」というすべての投資家にお勧めできる究極の投信だと思っています。
投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2023
新NISAを見据えてもっとも長期保有に適した銘柄だと思い、乗り換えました。
投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2023
主要ネット証券のランキング
楽天証券 全銘柄ランキング(買付金額)
SBI証券 販売金額人気ランキング
SNS(X)での良い口コミを紹介
次にSNS(X)に上がっていた口コミを紹介します。
投資は長期投資を基本とした、良い口コミからです。
SNS(X)での不安視した口コミを紹介
eMAXIS Slim オールカントリーの上昇が続いており、今後の下落を不安視する口コミです。
最後は、投資は自己責任になります。
良い意見も悪い意見も取り入れて、自分で納得してから購入するのが一番です。
多くの投資関連サイトで高評価を受けており、特に信託報酬の低さやパフォーマンスが評価されている魅力的な選択肢です。
eMAXIS Slim オールカントリーの魅力
eMAXIS Slim オールカントリーには多くの魅力があり、初心者にもおすすめの投資信託です。
以下に理由を一つずつ解説していきます。
- 運用コストが低い
- 世界中の株式に分散投資
- 配当金の再投資で資産を増やす
運用コストが低い
eMAXIS Slim オールカントリーは、手数料となる運用コストが低いのが特徴です。
投資信託の取引を行う時にかかる手数料は、長期投資をする上で大切なポイントになるでしょう。
具体的には、eMAXIS Slim オールカントリーにかかるコストは以下になります。
- 信託報酬(運用管理費用):0.05775%
- 購入時手数料:無料
- 信託財産留保額:なし
信託報酬が低いほど同じリターンなら利益が大きくなるので重要視されています。
0.05775%の信託報酬は、投資信託の中でも非常に安いですよ。
NISAつみたて投資枠のおすすめ銘柄としても紹介されており、少額から積み立てられるため長期投資に最適です。
世界中の株式に分散投資
新興国を含む世界中の株式に投資できるため、投資リスクを軽減できます。
構成株式の地域別割合を見ると、アメリカが62.3%と大部分を占めていますが、日本やイギリス・フランス、中国、インドなど様々な国にも投資しています。
アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど多くの地域に投資しており、特定の地域に依存していないわけですね。
先進国と新興国のバランスも適切に保たれているのが分かるかと思います。
また、四半期ごとに指数の見直しが行われるので、運用リスクが低減されています。
配当金の再投資で資産を増やす
eMAXIS Slim オールカントリーは、配当金を出さないことで効率的な資産運用が可能です。
このファンドは投資先企業が配当金を出した場合、自動的に再投資されるため複利効果を期待できるためですね。
複利効果とは、成長率が元本だけでなく、その元本から生まれた利益にも適用されることで、富を増やせる効果です。
配当金を全て再投資に回して資産の増加を目指す投資家には、このファンドが適しています。
オールカントリーのメリット
広範な分散投資で効率的
1つ目のメリットとしては、広範な分散投資で効率的な資産運用ができます。
広範な分散投資によって、特定の国や地域の経済や政治の変動がポートフォリオ全体に与える影響を軽減できるからです。
成長率や市場サイクルが異なる国や地域の株式に投資することで、ポートフォリオの成長性を高められます。
グローバル経済に投資して世界経済全体の成長に参加でき、グローバル経済の様々なトレンドやイベントに対して耐性を持てるのです。
信託報酬額が安い
2つ目に、eMAXIS Slim オールカントリー購入時の手数料が無料で、信託報酬も安く抑えられているため、継続的な積立投資でもコストがかかりにくいことです。
この信託報酬額が高額だと、せっかく出た運用収益が減ってしまいます。
有名な投資ブロガーのちゅり男さんも、信託報酬の手数料に言及していました。
毎月コツコツと投資を行うことで、新NISAの非課税メリットを享受しながら、老後に向けて長期的に資産を形成しやすくなるでしょう。
オールカントリーのデメリット
為替変動リスクで利益が減少する
eMAXIS Slim オールカントリーにおいては、為替ヘッジが設定されていません。
為替ヘッジとは、日本円ベースで見た際に為替取引や先物取引を活用するときの、為替変動による資産価値の変動を抑える仕組みです。
為替ヘッジが設定されていない代わりに、その分コストが掛からず、他の手数料や信託報酬を割安に設定できるメリットがあります。
しかし、円高の時に日本円に換金すると、全世界株式の運用実績が良好であっても利益が減少することがあります。
為替変動リスク
引用元:三菱UFJ信託銀行
組入外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行いませんので、為替変動の影響を大きく受けます。
成長率が低い国や新興国の株式もある
投資対象として、主に米国株式が中心ですが、成長率が低い国や新興国の株式も少量含まれています。
特に、新興国の株式は政治や経済の基盤が不安定な場合が多く、リスクが高いと考えざるを得ない投資信託も存在します。
全世界株式は主に株式で構成されているため、米国株式が下落すれば、それに引っ張られる形で他国の株価にも影響が出るかもしれません。
特定の国や地域の経済・政治のリスクから、eMAXIS Slim オールカントリーの投資へ不安視する声もあります。
他の投資信託と比較
他の投資信託と何が違うのかを比較してみましょう。
今回は以下の3つの投資信託とそれぞれ比較してみました。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
銘柄 | 純資産額 | 年率) リターン(5年 | 信託報酬 |
オールカントリー | 34377.37億円 | +20.03% | 0.05775% |
S&P500 | 45920.37億円 | +23.75% | 0.09372% |
(2024年5月24日 現在)
eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)は、米国の代表的な株価指数S&P500に投資する投資信託です。
純資産額は米国株式(S&P500)の方が大きく、過去5年の年率リターンも米国株式(S&P500)の方が高いです。
信託報酬は若干高くなりますが、より高いリターンを狙いたい方には「eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)」の方がおすすめですよ。
eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)は米国のS&P500に投資する一方で、eMAXIS Slim オールカントリーは日本を含む先進国および新興国の株式市場の値動きに連動する商品!
米国の大型株に投資したい人にはeMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)、分散投資を重視する投資家にはeMAXIS Slim オールカントリーが適しています。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)について詳しく知りたい方は、「【10年後】S&P500に100万円を投資予想【具体的シミュレーション】」をご覧ください。
楽天・全米株式インデックス・ファンド
銘柄 | 純資産額 | 年率)5年 リターン( | 信託報酬 |
オールカントリー | 34377.37億円 | +20.03% | 0.05775% |
楽天・VTI | 15306.46 億円 | +22.72% | 0.162% |
(2024年5月24日 現在)
楽天・全米株式インデックス・ファンド【愛称】楽天・VTIは、楽天証券が運用する投資信託です。
eMAXIS Slim オールカントリーは全世界に投資するのに対し、楽天・VTIはアメリカの中小型から大型株式に投資しています。
純資産額を見ると、eMAXIS Slim オールカントリーは楽天・VTIの約2倍で、オールカントリーの人気がうかがえますね。
信託報酬については、オールカントリーが楽天・VTIと比べて圧倒的に有利です。
信託報酬が低いほどパフォーマンスが向上するため、オールカントリーは非常に優位性の高い商品と言えるでしょう。
米国市場の大型株や小型株に投資したい投資家に適した商品です。
たわらノーロード先進国株式
銘柄 | 純資産額 | 年率)5年 リターン( | 信託報酬 |
オールカントリー | 34377.37億円 | +20.03% | 0.05775% |
たわらノーロード 先進国株式 | 5835.47 億円 | +21.54 % | 0.09889% |
(2024年5月24日 現在)
たわらノーロード先進国株式は、日本を除く先進国株式に投資する商品です。
純資産額はオルカンの方が高く、信託報酬もオルカンの方が安くなっています。
両者の大きな違いは、たわらノーロードが先進国のみに投資する点です。新興国が投資対象に含まれていません。
先進国だけで十分と考える方には、たわらノーロード先進国株式をおすすめします。
一方、新興国を含めた投資を望む方にはオールカントリーが、より分散効果が高いため良いでしょう。
たわらノーロード先進国株式は、日本を除く先進国に投資し、米国中心でありながらも幅広い先進国に投資できる商品ですよ。
米国株式の割合は68.96%で、オールカントリーよりも若干米国の比率が高いです。
「除く日本」と、どっちがいい?
銘柄 | 純資産額 | 年率)5年 リターン( | 信託報酬 |
オールカントリー | 34377.37億円 | +20.03% | 0.05775% |
全世界株式(除く日本) | 5053.11 億円 | +20.33 % | 0.05775% |
(2024年5月24日 現在)
eMAXIS Slim 全世界株式には「オールカントリー」と「除く日本」の2種類があります。
この2つのインデックスファンドの違いは、投資対象に日本を含むかどうかです。
オールカントリー
全世界株式(除く日本)
先進国株式の割合はオールカントリーの方が高いですが、新興国株式の割合は除く日本の方が高くなっています。
日本市場の成長を期待する場合は「オールカントリー」、日本市場のリスクを回避したい場合は「除く日本」を選ぶと良いでしょう。
日本株を個別に保有している方には「除く日本」への投資をおすすめします。
日本国内の投資は個別株で行い、投資信託の資金は他の銘柄に分散するという感じです。
新NISAを利用して投資を始める
eMAXIS Slim オールカントリーは、新NISAで購入できる投資信託です。
新NISAの「つみたて投資枠」「成長投資枠」の両方の対象商品として選定されているためですね。
新NISAを利用して投資信託を運用したい場合、目的の取扱い商品のある証券会社を選びましょう。
主要ネット証券では、すべての証券会社が新NISAに対応しています。
2024年から始まった新NISAを利用して、長期的な資産形成を行っている投資家が増えていますよ。
ネット証券で口座開設して購入
eMAXIS Slim オールカントリーに投資するために、まず証券会社で口座を開設する必要があります。
まだ口座を開設していない方には、ネット証券がおすすめです。
スマホやパソコンで口座開設できるので、忙しい人や手数料を抑えたい方に最適
楽天証券 ポイント投資で気軽にデビュー
- 楽天カードで投資信託を購入した際、取引ごとにポイントが付与
- 貯めた楽天ポイントを再活用して資産形成を効率よくできる
- 最低100円からの積立設定が可能で、初心者にも最適
楽天証券を活用すれば、楽天好きな方にとってポイントを効率良く貯めることができます。
楽天グループのサービスはキャンペーンが豊富で、新NISAでポイントを使えるのはお得ですよ。
キャンペーン紹介
楽天証券では、楽天グループのサービスを通じてポイント獲得や現金プレゼントが得られるキャンペーンを実施中です。
ポイントを得るためにはエントリーが必要な場合がありますので、詳細を確認し漏れがないようにしましょう。
詳しくは楽天証券の口座開設キャンペーンの記事を見る!
楽天証券のつみたてNISAは、口座開設数でNo.1の成績を持っています。
積立投資を行いながら、ポイントを貯めたり活用したりすることができます。
2024年3月からは、クレジットカードを用いた積立が月に10万円まで、楽天キャッシュを用いた積立が5万円まで設定可能となり、合計で15万円までのキャッシュレス投資でポイントが加算されます。
楽天の各サービスをご利用の方には、楽天カードでのクレジットカード積立や楽天銀行への入金が簡単で、非常に使いやすいでしょう。
SBI証券 国内株式を簡単に取引
- 国内株式の個人取引シェアでNo.1を誇り、多くの投資家に支持される
- TポイントやVポイントで投資信託が購入できる
- 三井住友カード(NL)のクレカ積立で0.5%分のVポイントが付与
「ネット証券と言えばSBI証券」という投資家も多く、非常に人気の高いSBI証券です。
投資信託の積立投資も簡単で、つみたてNISA対象商品も豊富に揃っています。
キャンペーン紹介
SBI証券で口座を開設する際は、お得なキャンペーンを逃さないようにしましょう。
三井住友カードを使用してSBI証券で口座を開設すると、特典ポイントが提供されます。
SBI証券の公式サイトではキャンペーン詳細は記載されていないため、三井住友カードの公式サイトから申し込んでくださいね。
NISA対応の投資信託は業界最多の224本を揃えており、手数料の低い多様な商品から選べます。
SBI証券は100円からの積立設定や1株からの少額投資に対応しており、投資信託、個別株、ETFへの投資デビューに理想的です。
SBI証券は投資信託の充実、クレジットカード積立の特典・NISA対応商品の豊富さなど、投資家のさまざまなニーズに応じた選択肢を提供していますよ。
マネックス証券 積立投資で1.1%の高還元
- 米国株に特化し、少額取引にも応じる点が魅力
- 「ワン株」取引で、単元未満の株も取引が可能
- クレジットカード積立による1.1%という高い還元率
キャンペーン紹介
マネックス証券では、ドコモとの提携によりdポイントが獲得できるキャンペーンが実施中です。
ポイントを得るためにはキャンペーンにエントリーする必要がありますので、注意してください。
米国株の取扱銘柄数は業界トップクラスで5,000銘柄を超えており、顧客の要望に応じて継続的に増やしています。
特にクレジットカード積立での還元率の高さは注目に値し、独自に発行されるポイントも大きな利点です。
新NISAを活用した米国株の個別株投資に興味をお持ちの方にも、マネックス証券は適していますよ。
eMAXIS Slimオールカントリーの注意点
eMAXIS Slim オールカントリー の注意点を確認しておきましょう。
S&P500は米国の主要企業500社の指標に連動しているので、米国経済の流れに運用実績が影響されます。
一方、オールカントリーは米国だけでなく全世界に分散投資しているため、米国中心の投資よりもリスクを分散できます。
リスク管理と分散投資
新NISAで人気の高いeMAXIS Slim オールカントリーとS&P500は、基本的に米国株式への投資がメインです。
eMAXIS Slim オールカントリーも米国がメインとなるため、米国経済が停滞すると運用実績が悪くなります。
もし、S&P500と2つを運用する場合は、eMAXIS Slim オールカントリーのインデックスファンドを選択するなどの工夫が必要でしょう。
リスク管理と分散投資を行うことが、投資成功への鍵となります。
先進国と新興国の経済動向に注目
eMAXIS Slim オールカントリーの投資先は、先進国が89.3%、新興国が10.7%で構成されています。
- 先進国の中では、米国が62.3%を占めている
- 日本が5.5%、イギリスが3.7%、フランスとカナダがそれぞれ2.9%、その他の先進国が12.0%
- 新興国では、中国が3.2%、インドが1.7%、台湾が1.6%、その他の新興国が4.2%
割合で見ると、米国が約6割を占めており、ヨーロッパ、日本が続きます。
投資先の経済動向は米国をメインとして注視する必要がありますよ。
定期的なポートフォリオの見直し
1年に一度は自分の資産ポートフォリオを見直すことが必要です。
eMAXIS Slim オールカントリーは安定的な運用が可能ですが、米国株が中心であり、ヨーロッパやアジアを含む国も投資対象に含まれています。
投資する金額の比率を変更するなど、定期的な見直しが求められます。
半年ごとや1年ごとにポートフォリオを見直し、適切な調整を行って、効果的な資産運用を実現しましょう。
まとめ 投資初心者にもおすすめで最適
最後に、この記事の要点を見直してみましょう。
- 手数料が低く設定されており、少ない金額からでも購入が可能
- 分配金が発生しないため、得られた利益はファンド内で自動的に再投資
- 世界中の株式市場に広く分散投資することが可能
- eMAXIS Slim オールカントリーは新NISAで始められる
- リスク管理と定期的なポートフォリオの見直しが必要
投資の初心者が新NISAのつみたて投資枠を利用して投資を始めるには、最適な選択肢です。
eMAXIS Slim オールカントリーへの投資を通じて、世界経済の成長から恩恵を受けることが期待できるでしょう。
高いリターンと安定した運用成績を誇り、これから取り組む方にも投資先の一つとして検討する価値があると思います。
新しく始まった新NISAを活用し、全世界株式投資を始めてみてはいかがでしょうか。